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4章 生徒会の究極女王 2節

2  諦めが肝心。  それは、諦めざるを得なかった人の言い訳なのでしょうか?  私はそうは思いません。諦めるという決断ができる人は、とても立派な決断力を持っています。ただ、ネガティヴな方向に舵を切らざるを得なかっただけなのです。  ...
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4章 生徒会の究極女王 3節

3  色々とありますが、はっきり言ってしまって、私にとっての常葉さんとの時間は非日常です。  私にとっての日常とは、高校一年生として当たり前の毎日を繰り返すこと。声の仕事も、常葉さんへの指導も、学生の本分から離れたところにある訳で、...
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4章 生徒会の究極女王 4節

4 「ボイスドラマって……それ、もちろん自分たちで楽しむためだけのものよね?」 「はい。さすがに動画サイトに上げて反応を見る、なんて酷なことはしません。でも、私の思う基準を満たしていれば……それも、いいと思っています」 「そ、それは...
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4章 生徒会の究極女王 5節

5  年頃の女の子の楽しみといえば、なんでしょうか?  私はこう断言します。「お買い物である」と。  いやぁ、ついついネットショッピングを始めてしまうと、大していらないものまでポチポチしてしまい、請求額に青ざめて、来月こそは、と思い...
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5章 網間に語られる物語 1節

5章 網間に語られる物語 1  本当に大切な思い出。  それはいつまでも語り継いだり、懐かしんだりするものではなく、宝箱にしまい込み、静かに大きな錠前を付けて、触れないようにする。そして、何かの事故がきっかけで思い出して、その...
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5章 網間に語られる物語 2節

2  どうして美少女ゲームでデートというと、ゲームセンターに行って、クレーンゲームをするのでしょう?  私は思います。断言できます。あんなもの、ゲームじゃありませんよ。ただのお店側の貯金箱です。後、知ってます?クレーンゲームの景品で...
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5章 網間に語られる物語 3節

3  友情が育つと、愛情に変わるものなのでしょうか?  私にはまだよくわかりません。ただ、私は初めから常葉さんを“狙って”いた訳ではありません。  そもそも、です。私はストレートな人間だったはずです。ところが、女の子である常葉さんの...
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5章 網間に語られる物語 4節

4  “友達の友達”と会う時の、あのお互いを探り合うような感じ。あれ、辛いですよね……。  なんでこんな場をセッティングしたんだ、と首謀者を糾弾したくなりますが、その首謀者……共通の友達はいるので、そこからなんとか話を膨らませていけ...
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5章 網間に語られる物語 5節

5  演技を始めた私も、常葉さんも、さっと表情が変わりました。  その変化は、ほとんど「変貌」という言葉で表してもいいのかもしれません。  ――私は、いささか強い言い方になってしまうかもしれませんが、あえてこう言わせてもらいます。 ...
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6章 生徒会の冷血女帝 0節

6章 生徒会の冷血女帝エンプレス 0 「……あなたは私のお姫様なの。お姫様ががんばるのは、私がどうしようもなくなった時だけでいい。……今は、違うでしょ。大丈夫、私にだってあなたを守ってあげるだけの甲斐性はきっとある。だから、悠...
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